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m+h建築設計スタジオ
【m+h architect studio】 architect 林 誠(はやし まこと) 〒473-0901 愛知県豊田市御幸本町 5丁目303-18 tel&fax 0565-27-0713 m_harchistudio @jg7.so-net.ne.jp website www.mh-archi-s.com カテゴリ
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今月オープンしたばかりの豊田市生涯学習センター逢妻交流館の前を通る機会があったので立ち寄って来ました。(休館日なので外回りだけですが・・・(汗’’))この建物のプログラムは生涯学習センターで一昔でいうところの公民館的な機能の役割でしょうか。豊田市では1中学校区に一つの割合で生涯学習センターが整備されています。
今回の逢妻交流館は豊田市では初めてとなる公募型のプロポーザルコンペにて計画された建物でした。そして新しい試みとして従来のプロポーザルコンペと言えば実績7割、提案3割という評価基準で行われることが多いため大手組織事務所や著名な設計事務所が競い合うのがほとんどなのですが宇野亨選定委員会委員長の先導により従来の審査基準を逆転させ実績のない若く志の高い設計者にもチャンスを与えられるようなコンセプトで実施されました。一次審査では応募者の名前は全て伏せられたまま審査され、二次審査も通過し選ばれたのはふたをあけてみたら著名な妹島和世建築設計事務所案が最優秀案に選ばれたわけですが・・・。二次審査は公開ヒアリングで行われわたくしもたまたま見学させて頂きました。妹島案は敷地に対してのボリュームの程よさ、周辺環境への馴染み加減、地域住民に対して配慮された使い勝手のよさそうな平面計画など他の案に比べて秀でていたなとその時の感想としては思いました。 近々、内部空間も見て来たいと思います。 ↑アメーバ形状の不定形なボリュームです。全面ガラスで覆われ、外周部は通路空間のような縁側空間のような・・・。床の存在を極力無くすようなデザインとするため床スラブはかなり薄く感じられます。妹島さん特有のデザインですね。 建物は3層構造で不定形な形状が出っ張ったり、引っ込んだりすることでその部分が庇の役割となったり、デッキスペースとなったりを繰り返すような上下空間の繋がりとなっています。 ↑金沢21世紀美術館を思わせるような空間です。
by m_has
| 2010-03-08 23:20
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